学習実績
2020年 そろタッチ学習者の学習実績
2020年はコロナの影響でお子様も保護者様も大変な一年でしたが、学校休校期間にそろタッチの学習量が大きく増加しました。学習量に比例して学習進度も伸び、暗算上級者(S12クリア)が496名誕生、到達期間も平均17.6ヶ月に短縮されました。
そろタッチで上級の暗算力を身につける学習者の特徴は、学習開始時の初級(Jステージ)学習量が1日あたり平均2.8面と、日々の学習量が多いことです。
一方で、初級でやめてしまう学習者は1日あたり平均0.6面となります。スタート時の学習量確保が暗算上級になるために大変重要です。
初級Jステージは1日3面を目標に、中級、上級とレベルがあがったら面数を調整しながら毎日取り組まれることをお勧めします。
(1)そろタッチ学習者数の推移
そろタッチは2014年から飯田橋ラボ校・青山ラボ校の生徒・保護者と教室が一体となりβ版にて開発を進めました。
2016年のアプリ公開時の学習者数は198名でしたが、約5000名に到達しました。教室生は全体の4割、6割はネット生となります。
(2)年齢分布(JSU部門別)
そろタッチ学習者の年齢は7歳が最も多く、5~7歳で学習を始め、10歳までに卒業する学習者がほとんどです。
(3)年齢別1日あたりのクリア面数
日々のクリア面数が最も多いのは6歳で、1日あたり平均1.5面学習しています。年齢が上がるとクリア面数は減少していきます。JSUとレベルがあがると1日にクリアできる面数が減少する傾向にあります。
(4)上級到達者数と到達期間の推移
そろタッチは、S12ステージをクリアすることが最初の目標であり、その後の上級U(ウルトラ)ステージは、暗算上級レベルと位置付けています。上級に到達する学習者は全学習者数の増加にともない増え、2020年は496名がS12をクリアして暗算上級に達しました。S12をクリアする到達期間は短くなる傾向にあり、その到達期間は17.6ヵ月となりました。
(5)上級達成者の年齢分布
2020年に暗算上級に到達した学習者の年齢は8歳が最も多く、7歳〜9歳が8割を占めます。3歳〜4歳で学習を開始すると、レベルが上がるにつれ難しすぎてやめてしまうケースが多く、また9歳以上でスタートすると、珠のイメージが残らずつまづく学習者の割合が高くなります。
(6)上級達成者のレベル別学習量
2020年にそろタッチの暗算上級に達して卒業した生徒の、初級Jステージ時の学習量は1日2.8面でした。一方で、残念ながら初級Jステージでそろタッチを途中退会した生徒の学習量は1日0.6面であり、学習量の差は5倍近くありました。イメージ暗算を身につけるためには日々の学習量確保がとても重要です。暗算上級になるためには、まずは初級Jステージで毎日3面クリアを目標に学習することが、中級Sステージ・上級Uステージと学習を進めていくことの近道になるはずです。学習時間でいうと、上級Uステージに達した生徒の1日あたりのアプリ操作時間が20分程度でしたから、毎日のそろタッチ学習時間を1日合計30分程度確保できると良いでしょう。
※そろタッチ学習者は退会後に学習を再開したり、教室生とネット生の切り替えなど、変動しています。上記実績は2020年12月31日時点での結果となります。また、そろタッチは学習効果向上を目指し、常にアプリの開発・仕様変更を行なうため、推奨する学習環境・学習法も変化する場合があること、ご承知おきください。