創業者の想い

The Founder’s Passion

代表取締役会長 山内千佳

子供の習い事はたくさんあるけれど、子供が成長し活躍する2030年、2045年、本当に役立ち、本人の自信につながる技術は何でしょうか?

私自身、習っておけばよかったなと思うのは、英語とそろばんです。 英語が日本語と同じように話せたら、もっと多くを知り、楽しみ、世界が広がったと思います。 そして、今の自分に上級の暗算力があれば便利だったと思います。ある程度の四則計算が暗算で出来れば、トレーニングにより様々なことに活用可能だからです。

IT社会だからこそ、ITに頼らない暗算力が大きな価値を生むと考え、そろばん教室を始めました。ところがそろばん経験がない私には、子供の暗算力を上手に伸ばすことが出来ません。子供が自分でアプリで学べるように開発したのが、タブレット教材「そろタッチ」です。何百名もの生徒と保護者、そして教室スタッフが一体となり、ママ目線で子供の暗算力を伸ばすことだけに特化し、日々試行錯誤を繰り返してきました。毎日新たな発見があり、子供の持つ潜在能力、人間の可能性に驚かされています。

暗算は語学と同様に、目的ではなく手段だと考えます。適齢期に最適な方法で、短期間で効率的に身につけること。身についた暗算力を多くの場で活かし、多くの新しい体験をして活用範囲を広げること。暗算力をこれからの人生でたくさん活用できるよう、学習カリキュラムやアプリ仕様を常に改善しています。

そろタッチはこれからさらに大きく進化します。そろタッチで学習した子供たちが、自信を持って成長し活躍して、豊かで楽しい世界を築いてくれること、これが私にできる社会貢献だと考え、日々開発に取り組んでいます。

山内千佳 略歴

東京女子大学文理学部数理学科にて確率論を専攻。1989年日本興業銀行入行、1993年からシティバンク銀行にてデリバティブ商品のトレーディングと商品開発業務に従事する。各国の優秀なトレーダーの中で、概数を瞬時に把握する能力は、そろばん熟練者が世界最速・最強だと実感しました。

2008年より㈱デジタル・ナレッジにてeラーニングシステム導入企業の顧客サポートを担当。
2009年、株式会社Digika(現:そろタッチ株式会社)設立。2011年に珠算教室「かるトレ」開校、2014年「そろタッチ」考案。自ら子育てを実践しながら、国内外の教室・大会を訪問して、これからの世界に必要とされる能力、イメージ暗算の生活・算数・数学的思考力育成に向けた活用を日々探求しています。

★著書★
「5歳からはじめる世界ではばたく計算力の伸ばし方」
2019年2月出版<発売中>